虎の巻 (2):どんな作風が「高品質」?

動画の質=完成度は、何が基準となり判定されるのでしょうか。これはなかなか、難しい問題です。

「見やすさ」「手間のかかり方」、そしてその結果としての「完成度」でいうなら。それはやはりテレビ番組がひとつの基準となります。

我々専門家(実際にテレビ番組を制作している側)からいえば、確かに細かなチェックポイントはたくさんあります。そこまでいかなくても。一般の皆さんがぱっと見で「テレビ番組にそん色ない完成度があるな」と思ったなら。それは非常に高品質な動画といえるでしょう。

そして当社では、そんな番組レベルの制作を行なっています。格安の「梅プランコース」でも、そのエッセンスはしっかり活かされています。

と、いうわけで。テレビ番組と同等の質感があるなら。それは高品質な動画ということになります。

ただ、そうはいってももう少し明確な基準があった方が分かりやすい…そう思われる方もいることでしょう。

そこで。当社がまず第一に目を配る「チェックポイント」を、ここでお教えしましょう。

それは「テロップ」「見出し」の造作。ここの質感・勘どころの有無を見れば、実際にテレビ番組を作っている会社かどうかがすぐにわかります。

ブライダルや幼稚園など。民生需要が中心の会社には、こうした部分のノウハウは基本的にありません。それゆえ、まずはテロップをチェックする。そうすれば、その会社が商品プロモーションの動画など、業務レベルのいわゆる制作を司れる会社かどうかがすぐに分かります。

 

上記をまとめてみると。要は、映像制作会社には「種類がある」ということです。

幼稚園や保育園の記録、あるいはブライダル関係の映像を担っているのが、いわゆる民生(セミプロ)クラス。

行政の記録映像など、さほどクリエイティビティは求められないがそれなりに重要度のある仕事をしているのが業務クラス。

そして商品プロモーション動画など、企業向け動画や実際の番組制作を行なっているのが、放送制作クラス。当社の位置づけもここになります。

より高品質な商品プロモーション動画を作るためにも、制作は放送制作クラスの会社に依頼する。これが制作を外注する際の大事なポイントです。