【作例紹介(28)】製造機械 取扱い説明用DVD

今回は、商品プロモーション動画とは一風変わった作例をご紹介します。

製造機械の「取扱い説明動画」です。どういったシチュエーションで、何のためにこうした映像が必要になるのか・そのあたりも含めて、ぜひご覧下さい。


テレビコマーシャルとはまた違う、きわめて「実用的な」宣伝ツール。それが「商品プロモーション動画制作」。当社では、お客さまのご用途に合わせたフレキシブルな映像制作サービスを行っています。ぜひご検討くださいませ。

海外の方にも伝わる商品の取り扱い方説明とは

この作品は、「海外の取引先の現場の方々」向けの説明動画となります。

つまり、輸出先の方に「どのように開梱し、どのように扱わなければいけないか」を実演の映像で説明する動画。

映像なので「言葉」を使わなくとも情報伝達することができます。それゆえ、どんな国の方に対しても説明ができる。そこが大きなポイントです。

 

言葉を超えて伝わる、それが動画の力

たとえば。これがコンシューマー向けの商品であれば、まっとうに商品マニュアルや取扱い説明書が作られるでしょうし、それが当然です。

しかし。こうした現場用の業務機械は、基本的に小ロット生産。いや、小ロットどころか「特注品」の場合も多いのが現実。

そんな一品もののために、現地語による詳細なマニュアルをその都度作成するのは効率的ではありません。

こうした背景のもと、今回の「商品取扱い説明動画」の作成と相成った、というわけです。

翻訳による誤解も原理的にない「動画表現」

思えばこれは、誰も気付かなかったような「映像活用方法」といえます。

確かに映像であれば、言葉を使わなくても詳細をありのままに伝えられますし、行き違いが生じる可能性もかなり低い。

しかも。いわゆる「マニュアル」のように、誤訳による誤解も原理的に発生しない上、そうした文書を作成する手間もコストもかかりません。

まさに映像ならではの説明用ツールといえます。

高い撮影能力が求められる、説明用動画

とはいうものの。こうした映像を作るのは、簡単なようでいて意外とそうでもありません。

なぜなら、基本的な撮影能力が高くなければ、ありのままの説明映像の構成はできないからです。それは照明もしかり。

しっかりした制作実力があってこそ成立する。それが商品取扱い説明動画の制作なのです。

構成だてをしっかり認識して、ロケ撮影

実際の撮影は、実況記録スタイル。ですが、あくまで制作であり記録とも一風異なる内容だけに、上手な構成立てをイメージしながらのロケが欠かせません。

実はこうした作業、一般のカメラマンですら難易度の高い実務。具体的には「編集を熟知していなければ」できない撮影です。

それでいて、モノの質感をしっとりと、尖鋭に映し出す照明技術も欠かせません。

テロップ反映など編集造作も必須

思わず見入ってしまう、精緻な画面。質感まで伝わる高画質な映像。そうした要素は、制作の動画には欠かせません。

つまり、機材が高品質化・低価格化した現在だからこそ、ロケでの基本的な実力が試される。それがこのジャンルの撮影です。

そこに画面を邪魔しない適切で分かりやすいテロップと編集造作が入れば。極めて理想的な商品取扱い説明動画が完成します。

照明の反映で、商品を美しく魅力的に

撮影現場という観点からは、上記のとおり「照明」が大きな意味を持っています。

より美しく、撮影対象の素材感をしっとり描き出すのに必須だからです。

皆さまも撮影の際は、当社の照明技術をご検討いただけますと幸いです。