【作例紹介(33)】衣料品・売場放映PR動画

商品プロモーションの動画にはさまざまなタイプとそれぞれの「目的」があります。ここでご紹介するのは、商品そのものよりも「内蔵された機能をご紹介」する作例。どんな作風なのか、さっそく見てみましょう。


テレビコマーシャルとはまた違う、きわめて「実用的な」宣伝ツール。それが「商品プロモーション動画制作」。当社では、お客さまのご用途に合わせたフレキシブルな映像制作サービスを行っています。ぜひご検討くださいませ。

撮影をせず、商品販促用の動画を作る

今回の商品は、衣料品。ですが、実際は衣料品に内蔵された機能をご紹介する動画です。その意味では、ある種「ブランド紹介」的なタッチ。

予算の関係から、既存の素材のみ使って制作する形です。撮影はしなくても制作できる、その好例といえます。さっそくその詳細、見てみましょう。

写真を素材に動画として編集する手法

撮影をせず動画を作る。こう聞くと、「そんなことできるわけないジャン」と言われてしまいそう。ですが、写真を素材にしたモーションムービーは、意外と皆さんの周りにゴロゴロ存在しています。

もっとも身近なのは、電車内モニターで放映されている各種CMや告知映像。その多くは、写真素材とモーション画像だけで構成されています。

今回制作した映像も、いわばそうした映像の亜種。撮影しなくても商品プロモーションの動画は作れるという、ひとつの例となります。

ただのスライドショーとは、まったく違う

では実際に「既存素材だけで編集・制作」する上での留意点は、どんなことでしょうか。

いろいろありますが、まず挙げられるのは「変化感に乏しい作風にしない」こと。

やはり素材が限られる分、どうしても「ただのスライドショー」になってしまいがち。こうしたテンポ感のない映像は、見栄えがしません。

こうした失敗を避けることが、完成度を維持する上では何より大事です。

テンポ感を保ち、変化に富む映像を

つまり。それがどんな素材であれ、映像である以上「テンポ感を保ち、変化に富む」内容に仕上げることが重要なのです。

このためには、静止画でもいいのでできるだけ数を集めておくこと。それが、既存素材だけで制作する場合の肝となります。

テーマを徹底して分析することが重要

さらに。上記に加えてもう少し完成度を上げたいなら、「テーマを徹底して分析」することがおススメです。

単に情報を横流しするように提示するのではなく、きちんとフックをつけて視聴者に記憶できるよう構成する。

そのために、さまざまなギミックやイラスト、見出しを効果的にアイテムとして用いる。細かな作業といえば細かな作業ですが、こうした仔細な造作をおろそかにせず反映すれば、おのずと完成度の高い商品プロモーション動画にまとまるものです。

アイデアに困ったら、まず業者に相談

とはいうものの。そうした工夫も、実際はどのようにアイデア出しすればいいか迷う方も多いことでしょう。

そんな時こそ、当社のような業者を上手に活用しましょう。業者はプロであり、こうした映像の制作を専門として行なっています。それゆえ、このような造作や工夫はお手のもの。

まずは相談してみる。そこから制作の第一歩が踏み出されます。

 

完成度と複雑さは、必ずしも比例しない

上記のような工夫により、本作品は無事完成することができました。

とはいうものの。そんなに特殊な制作を行なったわけではありません。あくまでシンプルながら、上質なデザインを目指して構成だてを行なった形です。

そう、完成度の高さは「複雑」にすることとは限らない。今回の作例は、そうした方法を踏襲したひとつの例といえるかもしれません。