店頭・展示会用動画の制作 (1):見積価格・その差の根拠は?

【もっとも多い質問。】———————–

さて。ここからは、
お客さまからよくいただく
素朴なギモンについて、
ご回答させていただきたいと思います。

まず何よりも多い質問。

もうほぼどのお客さまからも
必ず投げかけられる質問に
ご回答いたします。すなわち…

「映像制作って、なぜ各社によって
こんなに価格差があるんですか?」

【人的コストが大半】———————–

理由は、大きく2つあります。
まず一つ目の理由。

映像制作費は、
「人的コスト」が経費のほとんどです。
それゆえ、人にかかるコストで
大体の価格が決まります。

そしてこの人へのコストに対する考え方が
各社まちまちであるがゆえに、
大きな価格差になります。

【この20年で様変わりした業界】———————–

理由の2つ目。それは「昭和的常識から
抜け出せない会社が多い」ため。

実は映像制作の世界は、
ここ20年でまったく様変わりしました。

具体的には、デジタル化とPC化による
機材革命による変化。

それまで映像制作機材は、
カメラだけで800万円、
再生するデッキだけで300万円など。

驚くほど高額なものでした。

【「昭和な会社」のコスト観とは】———————–

しかし。昨今のIT革命により、
映像自体がデータ化・コンパクト化。

それこそ「PC1台、ハンディカメラ1台」で
制作が完遂できるようになりました。

にもかかわらず、昭和の時代から制作をしている
旧態依然とした会社は、昔の慣習から抜け出せない。

「映像制作というのはウン百万するものだ!」という
昭和の常識・令和の非常識から抜け出せないのです。

それがゆえ、大きな価格差になって
それが表れている、というわけです。

 

 

【価格からは完成品質は見えないもの】———————–

以上が、制作会社ごとの価格落差の大きな2大要因です。

強調しておきたいのは、たとえ価格差があったとしても
それは制作品質には何の影響力もない、ということ。

たとえ数百万円の見積を出す会社であっても
昨今のデザインセンスのない会社なら、
出来上がりはとんでもないものになります。

たとえば、この作例。
オンエアの放送番組と比較しても、
そんなに遜色ある品質ではないはずです。

が、これも当社の「納得価格」による制作なのです。
そう、今や価格とデザインセンスはリンクしていない。

 

 

【正しい業者を選定するために】———————–

反面、リーズナブルなお見積りでまとまる会社でも
現代のセンスと技術感覚でスマートに制作を行える能力があれば
オンエアにも耐えうる制作をしてくれます。

そのあたりを、打合せや人の印象から見抜き、選定する。

こうした部分が、お客さまが制作にあたって
まずすべき作業であり、
関門であるといえるのではないでしょうか。

(まとめ)————————-

● 映像業界は、この20年で様変わりした。

● 価格での昭和の常識は、令和の非常識。

● しかも制作能力は値段に必ずしもリンクしていない