【当社の記録フォーマット】———————–
さて。今回はご依頼いただく企業さまには
あまり直接的な関係のないテーマかもしれません。
今回のテーマは「記録フォーマット」について。
御多分にもれず、当社でも映像の撮影収録は
デジタルデータで行っています。
記録フォーマットは、汎用的なものを使用。
具体的には「AVCHD」「MPEG2-Long-GOP」、
そして「P2-Intra」および「DVCPRO-HD」。
写真は、それぞれの収録メディア。
P2だけは放送・番組取材用なので
皆さんにはなじみがないかもしれません。
基本的にはどれも民生用フォーマットですが、
上記のとおりP2など、
一部放送取材用フォーマットも活用しています。
どれがいちばん高品質か、については
議論が分かれるところ。
ですが、実際はどれも高品質であり
実効的な差はないと言い切って問題ないでしょう。
【規格だけで画質は語れない】———————–
たとえば。P2というのはきわめて信頼性が高く、
配されるデータレートも最高レベルのもの。
ですが、だからといって民生用AVCHDがそれに劣る画質かといえば
そんなことは決してない。少なくとも絵で見る分には。
同じように、少し前の規格であるDVCPRO-HDの出す絵が
AVCHDに劣るということも、ほとんどない。
数値上は劣っているはずですが、画質についてはむしろ
「さすが放送用規格」といえるほど
素晴らしい絵を出すこともあります。
とはいうものの。
実際はまったく問題のないロケでしたよ。
完成動画の写真はこちらですが→
なかなかどうして、
それっぽく絵にはなっていますよね(笑)。
実際、スペースだけご提供いただければ
あとはアイデアと「トンチ」次第なのが撮影ロケというもの。
まさにカメラマンの力量次第ということになります。
あと加えるなら、照明技法のたくみさ次第で
撮影品質が左右されるとはいえるでしょうか。
照明で被写体に「表情」を付ける技量があるなら。
どんな撮影場所でも、よりよい撮影が可能になります。
今回のロケでも、当社の能力を最大限発揮して
撮影を完了させることができました。
【どの規格も高画質で収録可能】———————–
このように、画質というのは
記録フォーマットだけでは語れないというのが実情のようです。
当社では、熟練ビデオエンジニアがカスタマイズした
最高品位のカメラを使用して撮影しています。
なので、どのフォーマットの場合も
きわめて高画質な映像を実現します。
その映像美を、ぜひサンプルでご覧くださいませ。
(まとめ)————————-
● 現在さまざまな記録規格が濫立している
● 実際はどれも高品質なのでどれでも問題ない
● 規格だけでは画質は語れないもの