【少しだけ専門的なお話を】———————–
今回のお話は、少しだけ専門的な内容かもしれません。
これから商品プロモーション動画制作を
ご検討中の皆さまの中には
ご存じの方とそうでない方がおられるであろうテーマです。
今回のテーマは、「フィルムルック制作」について。
【フィルムルック制作とは】———————–
フィルムルック。耳にしたこと、ありますか?
実は動画の画質には、解像度のほかに
「ビデオルック」と「フィルムルック」の
2種類の制作方法があるのです。
たとえでいいますと。
プロ野球の中継や、テレビ放送のスタジオ映像。
これは「ビデオルック」です。
一方、映画や海外ドラマ、あるいは時代劇やコマーシャルなど。
これは「フィルムルック」となります。
…なんとなく、想像はつくでしょうか??
もっと端的に言えば。
「東京ラブストーリー」はビデオルック。
「水戸黄門」はフィルムルック。
【大流行のフィルムルック制作】———————–
なぜここでそんなお話をするのか。
それは、昨今の映像制作業界では
「フィルムルック」制作が大流行しているからです。
フィルムルックで制作すると、
まるで映画のような「半非現実的な」画調の映像になります。
この「半非現実的な」雰囲気が、一部の人に大変受けます。
このため現在、フィルムルック制作が
ある種の質感をたたえた制作として人気を博しているわけです。
【フィルムルックが流行る理由】———————–
ではなぜこうしたフィルムルック制作が
ここにきて妙にはやっているのでしょうか。
それは、従来の動画制作が「ビデオルック」でしか
行えなかった反動によるものです。
以前は、一般的な予算の枠内では
ビデオテープを使った撮影でしか、
映像を制作することができませんでした。
しかし昨今、ビデオカメラもテープレス、
データカメラ化しました。
これにより、記録フォーマットの枠に縛られることなく
自由にフレームレートを選べるようになった。
これによってビデオカメラによる
「フィルムルック制作」が可能になり
これが今の大流行につながったというわけです。
【ご希望の方はご相談ください。】———————–
こうした技術的な理由を背景に、
昨今フィルムルック制作が「反動的に」
広がっている、というわけです。
もちろん当社でも対応しています。
ご希望の際は、営業担当者に一度ご相談くださいませ。
(まとめ)————————-
● 昨今、フィルムルック制作が大流行している
● ビデオがテープレスになってから興隆
● 映画のような非日常性が美点