DIYストア店頭で上映するための商品プロモーション動画の作例です。売り場に来てくださったお客さまの意識を、いかに惹きつけるか。そのためにはどのような作風にするのがいいのか。何かしらのヒントになれば幸いです。
テレビコマーシャルとはまた違う、きわめて「実用的な」宣伝ツール。それが「商品プロモーション動画制作」。当社では、お客さまのご用途に合わせたフレキシブルな映像制作サービスを行っています。ぜひご検討くださいませ。
使い方・設置の仕方まで動画でフォロー
錠前パーツの商品プロモーション動画です。基本的には店頭での再生を想定していますが、それ以外での活用も睨んだ上での制作としています。
具体的には「取扱い説明動画」。商品に同梱し、設置や設定を動画で理解してもらう、という趣向。
プロモーションの上でも、単なる紹介ではなく「使い方・設置の仕方」までフォローすることで、より深い理解につながればという期待を込めてプランニングしてみました。
できるだけシンプルなPR動画を
プロモーションの動画を、単なる宣伝だけに終始しない。設置の方法や使い方まで具体的に説明することで、商品に深い興味を持ってもらう。
そんな狙いのもと、制作は進行しました。その上で当社がご提案した内容。それは「できるだけシンプルに、それでいてポップな画面構成」。
あまり複雑すぎる説明や理屈に傾いた内容は、お客さまの興味を引くどころか「反感を買ってしまう」ことがあるためです。
サイドパネルで分かりやすい画面
具体的には、画面右端に「サイドパネル」を表示したこと。
これにより「今、何の説明をしているのか」が、どこから見始めても一目瞭然です。
さらに。キャッチコピーも見出しも、あくまで「短く把握しやすい」ものになるよう留意しました。
スマートに情報を整理し画面構成
見出し、キャッチ、リードなどなど。「まず最初に目に飛び込んでくる情報」を、シンプルかつ洗練されたものに練り込む。いわば「スマートな情報整理」。
こうした細かな造作の積み重ねで、総合的な作風・完成度が決まってくるもの。今回もそんなディテイルを重視した上で、制作を進めました。
思わず見たくなる画面構成を
さらに。もっとも注意した点が「長々と冗長な説明をしない」こと。
説明が必要な箇所は、この画面のように「コラムスタイル」とすることで見やすく興味深い雰囲気に演出。
クローズアップカットの精緻な絵づくりとあいまって、「思わず見たくなる」画面構成を心がけました。
見て楽しく、使って便利な商品PR動画
加えて、親しみやすいイラストを多用したのも本作の特徴です。
不思議なもので、イラストやまんがを挿入すると、思いのほか見る側の興味を強く喚起できるもの。
そうした映像の持つ特性も活用しながら、「見て楽しく、使って便利な」商品プロモーション動画へとまとめていきました。
お客さま目線に徹した撮影と編集
以上のような工夫で、今回の作品は完成に至りました。
ここまでをまとめてみると、制作する上で大事なポイントが浮かび上がってきます。それは「お客さま目線」ということ。
作る側の思い込みや一方的な意思で制作するのではなく、あくまで「見る側の都合や気持ち」を重視する。
これはいわば、当社のつねに変わらない基本制作スタンス。そんなポイントを遵守することが、よりよい作品づくりに直結するものだと当社は考えています。