製品PR動画DVDの編集・制作 (2):冗長な映像は逆効果に

【手軽な撮影機材が増えてきた】———————–

昨今はスマホや高性能デジカメの普及で、
手軽に映像制作が行えるようになりました。

これにともない、社内でプロモーション動画を
制作するというお話も、あちこちで聴きます。

これはよいことだと思います。
手軽な制作が多いと思いますが、それにしても
自分たちの映像を自分たちで作ることは楽しいですし
コストダウンにもつながることと思います。

【冗長な映像は見てもらえない】———————–

そんな皆さまに、制作上のヒントをお伝えしたいと思います。
いうなれば、社内での映像制作で留意しておくべき点。

何よりも大事なのは「冗長な映像にならないよう」
気を付けること。これが何より大事です。

要は、いつ終わるともわからないような
テンポ感のないダラダラとした作風。
これだけは絶対に避けてください。

テンポ感がないと、どんなに価値のある映像でも
見る人は数秒で画面から目が離れてしまいます。

スパンスパンと、次々絵が切り替わっていくテンポのよさ。
これを維持できるよう工夫してみてください。

【尺は短く・要素は凝縮して】———————–

さらに。本編尺は短めに。これも大事なポイントです。
尺は、どんなに長くても7分以内。
これを基準にしてみてはいかがでしょうか。

なぜ7分か。それはこの手の映像を、
人がじっと見ていられる限界がおおよそ7分前後だからです。

思えばプロモーション動画の場合。
アイドルが出るわけではない、
キャラクターがでるわけでもない。
いわゆる、目先の面白さの要素がもともとない映像。

そうした側面があるため、とにかく尺は短く、
伝えるべき要素をぎゅっと凝縮した構成にする必要があります。

【完成度を維持するために】———————–

以上の点を踏まえて工夫ができたなら。
たとえプロでなかったとしても
一定の完成度を保った作品にまとまることでしょう。

もしよろしければ、参考にしてみてください。

(まとめ)————————-

● 冗長な映像は見てもらえない。

● テンポよく切り替わる映像に

● 尺を短く、これがポイント