商品ご紹介動画の撮影・制作 (1):照明は原則3点+α

【撮影における照明の存在】———————–

商品プロモーション動画を制作する場合、
多くの場合、まず商品を撮影することから始まります
(一部しない場合もあります)。

ここで最初のオプション(選択肢)が発生します。
それは「照明を使うか使わないか」。

【照明はあった方がよい】———————–

実は照明なしでも、今のカメラであれば
照度的な意味では十分撮影を行えます。

しかしそれでも当社では、
照明オプションを入れることをお勧めしています。

その理由は、「照明は照度のためではなく
商品をよりよく見せるための最大の演出効果がある」ため。

そう、暗いから照明を当てるのではないのです。
商品を「よりよく見せるために」入れるのです。

ただ、場合によってはご予算の都合などもありますので
あくまで可能であれば、という範囲でおすすめしています。

【よりよい撮影を可能にする「照明」】———————–

そしてこの照明。内容を詳しくご紹介しますと、
当社では「3点照明プラスアクセントライト」を使って設営します。

掲載の写真が、当社で用いている照明です。
現在はハロゲンからLEDに切り替わっています。

ところで3点照明とは「キーライト(主軸のライト)、
おさえライト(背景からのライト)、
そしてバウンスライト」以上の3点から構成されます。

これに、適宜アクセントとなる光を入れて
照明システムを設営するわけです。

昨今の商品では、たとえば家電などは
メッキ部品を効果的にあしらっている場合が多々あります。

この部分を上品に、かつ
高級感をもって表現するには照明は必須です。

また食品関係も同じく、よりおいしそうに見せる、
あるいはできたてに見せるためには照明が欠かせません。

【商品をより魅力的に】———————–

というわけで、照明オプションを入れていただいた場合
上記3点の照明を設営します。

これによって初めて「撮れている」だけではない、
「商品が魅力的に映る」プロモーション動画が構成されます。

これから商品プロモーション動画の制作をお考えなら、
ぜひ照明は入れる形でご発注されることをおすすめしたいと思います。

(まとめ)————————-

● 照明があれば、商品をよりよく見せられる。

● 映像ライティングの基本は「3点照明」。

● アクセントライトで高級感を演出